被写体

いくつかの被写体があります

イルミネーションの撮影

被写体が決まったら構図を考えましょう。 画面を縦横3:3に区切った三分割法を考慮すると構図も決めやすくなります。
iPhoneやアンドロイドスマートフォンのカメラアプリの多くが、三分割法を簡単にイメージできるように画面上にグリッドラインを配置してくれています。 被写体をグリッドラインと並行になるように配置し、全体のバランスの1/2以上を占めるようにすると力強い構図とすることができます。 背景はまわりのものを片づけて被写体を際立たせシンプルに見せる方法が一般的ですが、被写体を画面いっぱいにして撮る方法もあります。
これはポートレートの場合には特に重要になりますが、シーンによってはこれ以外の手法をとることもあります。 例えば街中での写真撮影では、画面を端まで埋め尽くす騒がしいシーンが雰囲気を生み出すことがあります。 また被写体を写真撮影する角度を変えてみるのも面白いでしょう。
正面からだけではなくやや下からの子供目線、もっと低く動物、昆虫の目線、あるいは上から見下ろす鳥の目線のように、腰を落としたり上から斜めからなどさまざまな角度から撮ってみるのです。 被写体と構図が決まったらいつ写真撮影を行うのか検討するのも重要でしょう。
写真撮影で重要なことの1つが照明で、これには日光が関係するからです。 照明の環境が悪いと良いカメラを使っても写真が台無しになるので、スマートフォンでポートレート写真を撮る時には明るさが十分か、室内ならば自分の背後に明るさを保つという写真撮影の基本ルールが大切です。 被写体の裏の照明は写真を暗くするだけです。